シリコンバレー合宿2日目
前回報告の第二弾として今回は、日本電気のシリコンバレー拠点であるNEC X の訪問、カーネギー財団の櫛田氏訪問、Google訪問と盛りだくさんの2日目をご紹介します。
NEC X訪問

日本電気(NEC)の子会社であり、シリコンバレーの拠点として2018年に設立されたNEC Xは、インキュベーション・アクセラレーションプログラムを行っている企業です。
NEC Xの特徴は、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)から独立した意思決定権限とCVCとは異なる投資スタンスを持っている点です。従来の大手企業のスタートアップ投資は、スタートアップの技術を社内に持ち帰る(インバウンド型)投資が多かった中で、NEC XではNECの技術やテクノロジー、資金を提供することで、現地でスタートアップの成長に伴走する(アウトバウンド型)投資を行っています。
特に、プログラム採択されたスタートアップに対して、CVCと連携しNEC本体に持ち帰るというのは選択肢の一つでしかないという投資スタンスが興味深いと思いました。日系大手企業のオープンイノベーションについてさまざま議論がなされる中で、完全に出島的に動いているNEC Xの皆さんがワクワクしながら日々奮闘している雰囲気が刺激的で楽しかったです!
カーネギー国際平和財団 櫛田氏訪問

カーネギー国際平和財団のシニアフェローである櫛田氏を訪問し、EVや自動運転の話題を中心に、自動車産業について議論が行われました。
最近、サンフランシスコやその近郊、ロサンゼルス西側を走る自動運転タクシー「Waymo」が圧倒的な自動運転技術で、人が運転するよりもはるかに安全に走行ができるレベルにまで到達しています。櫛田氏は今後すべての車にWaymoの自動運転技術が搭載され、Waymo自体がプラットフォーム化した場合、設置される車はどこのメーカーでも良くなってしまう、自動車のコモディティ化が進むのではないかと示唆されていました。


日本の産業の根幹を支えている自動車産業の危機について議論しながら、私たちは櫛田氏から世界を読む姿勢を持ち続け、正しい情報から大局観を持って、将来を考え続けることの重要性を学びました。実際に私たちも、シリコンバレーに滞在している中で、周りを見ると圧倒的なテスラのシェアや、Waymoの進化を目の当たりにし、世界の変化の片鱗を肌で感じ、実際に現場に足を運んで得られる情報の厚みを実感していました。こうした鮮度の高い情報から丁寧に推論し、世界は今後どうなっていくのか常に考えていけるような人になりたいと思いました、、!
Google 訪問

Google のCorporate Engneering チームのShieさんにGoogle Humboldtキャンパスをご案内いただきながら、キャリアやGoogleでの働き方について詳しくお話を伺いました。Corporate Engneeringチームは、Google社員が利用する内部システムを支えるチームであるため、この世界で最も”dimandingなユーザー”を相手にしている部門です。
これまで様々な問題解決に当たってこられたShieさんのこれまでのご経験や歩まれてきた人生について伺い、グローバルで活躍し続けるビジネスパーソンとしての圧倒的な熱量と、本気で楽しみながら仕事をしている姿に感銘を受けました。
M47 大畠