SusHi Tech Tokyo 2026 パネルセッション登壇レポート

研究活動

4月28日、東京で開催されたSusHi Tech Tokyo 2026に登壇しました
セッションタイトルは「航空会社が描く未来のイノベーション・エコシステム」

セッションの冒頭では久根崎さんからJapan Airlines Venturesのご紹介があり、その後、パワーエックスの伊藤CEO、JAL Agriportの藪本CEOとともにパネルディスカッションを行いました。

時価総額3,000億円規模の日本を代表するスタートアップであるパワーエックスの伊藤CEOは、「日本の強みはモノづくりの力と、大企業の資源——とりわけビジネスに根差した目利き力——にある」と力強く語られました。藪本CEOは、大企業の中で新規事業を立ち上げる難しさと可能性、そしてスピードや文化の異なるスタートアップとの連携について、リアルな視点でお話しいただきました。

私(芦澤)からは、大企業とスタートアップの連携によるイノベーション・エコシステム形成のためには、ミクロ(個々人が動く仕組み)とマクロ(組織として動かす仕組み)の両方への理解を深め、双方向から取り組むことが鍵であるとお伝えしました。

ディープテック分野が主役となりつつある日本のスタートアップエコシステムですが、このセッションを通じて、日本が持つ技術力・サプライチェーン力・信頼土壌(取引コストの低さ)こそが、グローバルな文脈でも真の強みになり得ると改めて気づかされました。

慶應に移籍してから研究中心の生活に切り替えているのですが、今回は、JALのオープンイノベーションについて共同研究を進めてきたご縁もあっての久々の登壇でした。伊藤CEOやJALの皆さまとの議論での気づきや刺激も多く、とても有意義な時間でした。
それに、、、教え子が10名ほど来てくれたのをはじめ、友人知人にたくさん会えて、とても楽しい日となりました。初参加となったSusHi Techの、他のセッションや展示も素晴らしかったです!

 

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